体験風記事のご案内

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社長
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レビューが増えないなあ…
お客様の声が充実すればもっと売れるはずなのに…

レビューは無理強いできませんので、どれだけ商品やサービスが良いものであっても増えないこともありますよね。
そこでレビューの代替としておすすめしたいのが、体験風記事です。
お客様が御社の商品やサービスを利用したら…という物語を体験風にお書きします。

体験風記事があると…

  • レビューの代わりとして機能します
  • お客様の購買意欲を刺激します
  • お客様が物語の主人公になりきり「自分ごと」として捉えます

体験風記事の内容・料金

御社の見込み客をモデルに、商品やサービスを利用する体験風記事をお書きします。

文字数:2000文字前後

納期:3週間前後(内容により延長の可能性あり)

料金:8,800円(税込)

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*最初のご依頼はココナラさんを推奨しております。フリーランス新法に則った契約書なしでお取引可能なため。

どうぞお気軽にお問い合わせください。

なお、成人男性向けのプレジャートイなど、一部お引き受けできかねるものもございます。何卒悪しからずご了承くださいませ。

サンプル(買取専門店様向け)

加藤正章(仮名)は、目の前でゴールドバーを手に取る鑑定士をじっと見つめていた。
亡き父から譲り受けた金がこんな形で役立つとは。高く売れると助かるが……
加藤は藁にもすがる思いだった。

「ただいま」
「おかえり〜」
仕事でクタクタになった加藤を出迎えたのは妻の晶子だ。
「ご飯食べる?それとも飲んできた?」
「食べる」

今夜はハンバーグか。
息子の彰が好きなおかずだ。
箸で切って、口に運ぶ。うん、いつもどおり美味い。

晶子はイマドキ珍しい専業主婦だ。
晶子は母子家庭だった。
晶子の母親は死に物狂いで働いて晶子を育ててきた。だが子どもとの時間は犠牲にされた。
自分が親の愛情を満足に受けられなかったので、彰との時間を持ちたいと望んだ結果だった。
おかげで生活は苦しいが、晶子と彰は満足そうなので加藤も不満はない。

「彰は?」
「まだ塾」

彰は受験生だ。
行きたい大学のレベルが高く、毎日夜遅くまで勉強している。

「頑張ってるんだな」
「そう、頑張ってるの。それでね、ちょっと相談したいことが……」
食事を続ける正章の正面に座り、晶子は神妙な顔つきで話し始めた。

「彰の志望校の学費ね、ちょっと予算オーバーなの」
「オーバーって、どのくらい」
「300万円くらい」
「ええ!?」
加藤は仰天して箸を取り落としてしまった。慌てて持ち直す。
「なんで」
「去年、義母さんが入院して手術になったでしょ。その時の費用と、車の修理代」

たしかにそんなことがあった。
当時、加藤は仕事が忙しく、家のことは晶子に任せっきりだったのだ。
まさかそんなことになっていようとは露ほども思っていなかった。

「それでね、私もそろそろ働こうかと思って」
「働くって、お前が?どこで?」
「近所のスーパー。未経験可って書いてあったから」
「それで300万円を埋められるのか?」
「たぶん難しいと思う。家のローンも残ってるし。でも、しないよりはマシでしょ」

彰は医学部志望だ。
幼い頃から『お医者さんになる!』と言って勉強を重ねてきた。
今更お金がないから進学できないなどと、どの口が言えるというのか。
彰にもアルバイトをさせるか。しかしそれで足りるだろうか……
その時、加藤の頭に奨学金や教育ローンという考えはなかった。
あれは借金のようなものだ。金利の安い借金。つまり最終手段。今はまだ手を出すべきではない。
しかしこのままだと彰は……

「あっ」
唐突に加藤の頭に閃くものがあった。
亡き父が遺してくれたゴールドバーの存在だ。
そういえば家の金庫の中にしまってあったな。あれを売れないだろうか。

加藤はまず、金の価格について調べた。
どうやら値上がりし続けているらしく、売れば学費の足しにできそうだった。
よし、彰が医学部に合格したら売ろう。
そう決心して、売却先を探しつつ、晶子と貯金を続けた。

「合格してる……」
合格番号一覧をスマホで見つめる彰。
ぎこちなくゆっくりと首を回し、両親に向かって再度「合格した……」と呟いた。
その日は親戚中に報告し、ホテルのレストランで少し豪華なディナーで祝った。
3人とも喜びで溢れていた。

帰宅後、加藤はひとり酔いを醒まし、調べておいた売却先に連絡した。
買取専門店だ。
用事はたった1つ。ゴールドバーの出張買取である。
小さいが金は金。
店まで持ち歩くのは勇気がいった。そこで出張買取を利用したのだ。

約束の日時に鑑定士はやってきた。
身なりの良い青年だった。
他人を家にあげるのは少し抵抗があったが、終始礼儀正しい好青年だったので加藤もすぐに警戒を解いた。

さっそく金庫からゴールドバーを取り出し、青年の前に置く。
青年は丁寧にゴールドバーを鑑定し始めた。
「お買取価格はこちらになります」
いくらもしないうちに査定が完了した。
見せられた数字は、加藤の予想とほぼ一致していた。
金の大まかな買い取り価格はネットで調べられる。
足下を見られないように事前に調べておいたのだ。
しかも、買い取り価格は予想よりも少し高かった。
ついでにと晶子の不要なバッグや洋服も一緒に買い取ってもらったためだ。
複数買取で価格が上がったらしい。

すんなりと取引が完了し、鑑定士はゴールドバーを持って家を出た。
「また何かございましたらご連絡ください」
頭を下げる青年の姿に、機会があればまた利用しようと心に決めた。
そうして加藤の手には少なくない現金が残された。

数年後、彰は医師国家試験に挑戦している。
まだ勉強するのか、すごいな俺の息子は、などと呑気に考えていられるのは、あの時ゴールドバーを売却したおかげだ。
お金の心配をせずにいられるから、息子が勉強に励む姿をただ一心に応援できる。
財産とは、使うべきときに使うべきなのだ。
自分の場合は息子の学費だった。それだけだ。
加藤は亡き父に感謝し、墓前に父が好きだったビールを供えた。

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